2017.04.04更新

誰もがそう思われるのではないでしょうか。

 

とはいえ、相続人が複数の場合、それぞれが世帯を持ちそれぞれの価値観で生活していると、相続人の間でお互いの利害が一致せずにもめごとになってしまうこともあります。

そういうことを避けるために、「事前に準備を」と思われても、相続は身内の死から発生することですので、家族間で、しかも相続する側から話題にするのははばかられてしまうかと思います。

多くの方が万が一に備え、ご家族のために生命保険に入っていらっしゃるように、相続人の争いを避けるために遺言書を作っておくことも家族への思いやりととらえて準備されるのも一案です。

 

危篤状態など特別な状況ではないときに作成する普通遺言には3種類あります。

1 自筆証書遺言

2 公正証書遺言

3 秘密証書遺言

自筆証書遺言はその言葉のとおり、財産を残す方がご自分で手書きするもので作成費用はかかりませんが、ルールに従って書かないと正式なものとして認められず、また家庭裁判所の検認を受ける必要があり、わずらわしさもあります。

公正証書遺言は、公証人と証人の立ち会いの下で作成し、公証人役場で保管するもので、ほぼ遺言通りに執行されます。その半面、証書に記載する財産の額によって金額が決まる作成費用がかかり、上記3種類の中では最も費用がかかります。

秘密証書遺言はご本人の署名、捺印は必要ですが、全てを自書する必要がなく第三者でも作成でき、内容を証人に伝える必要もないので、秘密にすることもできます。ただ、封入時に証人の立ち会いが必要なため、作成費用がかかり、自己で保管するために紛失や盗難の危険性があり、遺言どおりに執行されない可能性もあります。

 

以上のようなメリット、デメリットをふまえて、ご自分にあった遺言書を選ばれ、ご家族への思いを形にしてはいかがでしょうか。

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